おかえり


やっとの思いで朱点童子を倒した。
そして、私達にかけられた2つの呪いわ解かれた。

都へと帰ると多くの人々が私達の帰りを心から喜んでくれた。
おばちゃんなんか、滝のように涙を流していて
落ち着かせるのに苦労した。

家に着くと妹の由女とイツ花が門の前でいつものように出迎えてくれていた。
浮葉が由女に抱きつき大声で泣き
順はイツ花と話していた。
そんな様子を見つめていると
「月衣、家っていいよな…」
戦いをしている時には考えられないほどの
微笑みを私に向け燿が言ってみんなの元へと歩いて行く
イツ花が燿とすれ違いに私に近づいてきて
「お帰りなさいませ当主様!!」
満面の笑みでイツ花が迎えてくれる


いつもそうだ…

イツ花は何があっても満面の笑みで

「お帰りなさいませ。」と言って迎えてくれる…

その笑みに何度助けられたか…


そんな事を考えながら、いつものように

「ただいま」

と言ってイツ花に微笑み返した…





あとがき

最近やっとクリアしたので書いてみましたが…
ほのぼの感が伝われば幸いです。
そういえば、朱点を倒した後
イツ花は家に居てくれるのでしょうか?
ワシとしては、だれかの嫁になって欲しいものです。
だって、こんな嫁が欲しいですもの〜(笑)