何して遊ぶ?!
「暇だ〜!!蒼〜何か面白いことないか?」
叫びながらイツ花特製の大福を食べる攻
そんな攻に少し呆れ気味の蒼は、
「さあ、暇なら書物でも…」
「断る!!」
蒼が言ってる側から断わり、大福を食べつづける
「太りますよ…(ボソッ)」
攻の手が震えだす
どうやら気にしていたようだが
「俺は…お前と違って良く働くからいいんだよ!!」
「へぇ〜そうなんですか〜」
顔を真っ赤にして言うが攻だが、全く相手にしようとしない蒼
攻はじょじょに痺れを切らしているところに
「攻、少しは大人しく出来ないのか?」
呆れかえる攻の父である誠と
「まあ、元気があることはいいじゃない
小雪の分まで攻が賑やかにしてくれてるんだし」
微笑む現当主の水香がいた
「そういえば、静かですね〜
誠兄さん、小雪姉さんはどこか出かけたのですか?」
蒼が誠に聞く
小雪は柊家始まって以来のドジっ子で
何もないところでこけるのなんか朝飯前なほどだったりする
「あぁ…今日から1ヶ月間、交神のために
天界にイツ花と行ったが水香姉さんから聞いてないのか?」
「母上…」
少しブラック降臨してる蒼から逃げるかのように
水香は攻に話しをふる
「そっそれにしても暇よね攻?何か皆で遊ばない?」
「いいね〜さすが水香姉!!いっそ一族皆で遊ばねえ?」
暇を持て余していた攻はあっさりと話しに食き
「じゃあ、佐那と鎧を呼んでくるから庭にいてね〜」
モ〜ダッシュでその場から逃げる水香
そして、柊家のメンバーが庭に集合した(小雪を除く)
「水香姉さん一体何して遊ぶのよ〜
私達今から都に行くんだけど〜」
少し機嫌が悪い佐那の横には鎧がコクコクと頷いていた
「佐那ちゃん酷い!!
ただ私は家族の絆を深めるために…」
ヒロインのごとく倒れ泣く水香を見て
さすがに酷いことを言ったと思ったのか佐那は
「ごめん…都なんていつでも行けるしね!
鎧、都に行くの今度でいい?」
鎧の顔を覗きながらいうとまたコクコクと頷く
「ありがとう!!佐那〜鎧〜」
に抱きつく
「で、何して遊ぶのですか母上?」
蒼が聞くと抱きついていた水香が固まる
「全く考えてなかったみたいだな…」
「水香姉さん頼むから考えて行動してくれ…」
みんながため息をついていると、
「ふふふ…君達は相変わらず馬鹿だね〜」
黄川人が攻の持っていた大福を食べながら
馬鹿にしたような笑みを浮かべていると
「俺の大福〜」
怒りのあまり黄川人に七天爆をくらわす
「食べ物の恨みというものは恐ろしいものだから
鎧は人の食べ物を取っちゃだめよ」
暢気に鎧に言う佐那、鎧はコクコクと頷く
一方、水香は焦りまくって
「案内人が〜誰か攻を止めて〜」
「母上、黄川人は幻だから大丈夫ですよ…」
冷静に蒼が言う
親がしっかりしてないと子がしっかりするんだな〜と
なぜか実感する誠
自分の息子は、ほったらかしで良い物なのだろうか…
「なんで七天爆があたらねぇ〜んだ?!」
「君達ていうの訂正しないと
攻、君が馬鹿なんだね〜」
おちょくる黄川人
それにまんまとはまり終いには
黄川人を追いかけだす攻を憐れに眺めていると
「攻君と黄川人鬼ごっこしてるの?」
皆が振り向くとそこには居ないはずの小雪がいた
「どうしたの小雪ちゃん?!」
水香がいきなりの小雪の帰還に驚きつつ聞くと
「あははは…、あっ最後の大福貰い〜♪」
一口で大福を食べてしまうと攻が
「小雪〜俺の最後の大福を…」
小雪が黄川人の代わりに追いかけられたことは言うこともない…。
あとがき
ごめんなさい!!テーマにかなりあってません!!
誰が誰かもいまいち分からないし…
解読出来たらあなたはすごい!!
途中で力尽きました…
もう懺悔するしかワシには出来ないです…(涙)
それにしても、大福を一口で食うと吐きます(汚い…)
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