贈り物



女王試験が終わって、新しい女王が即位した。

金の髪の女王は、その日、式典に出席していた。

おそらく、周囲には優雅に見えるだろう笑みを浮かべて。

けれど、そんな様子を切なげに見守る者がいた。

水の守護聖、リュミエールである。

彼は、優雅に見えるその笑みが、必死なものだとわかっていた。

そう、彼はアンジェリークを愛していたから。

けれど、その思いを伝える事は出来なかった。

彼女が女王にふさわしいと、彼自身よく知っていたから。

だから思いを閉じ込めて・・・

そして、彼女は女王になった。



女王が不意にこちらを見た。

緑と蒼の視線が交わる。

不安がらせないように・・・。

そう思って微笑を贈った。

アンジェリークは、切なげだったリュミエールには気付かなかったようである。

心からの笑みを浮かべて、リュミエールを見た。

それを見て、なぜか安らいだ気持ちになって。

リュミエールも心からの笑みを贈った。






短っ!なにはともあれ短っ!!
かなり駄文です。意味不明です。
もう、諦めちゃってください。(爆)
そして、腹黒リュミ様(?)のオマケが下に。(笑)
リュミ様Fanの皆さんごめんなさい。
私もリュミ様大好きです。(本気で)
ハッピーエンド仕様なので、お暇なときにどうぞ。
では、ずずいと下へ。












































「お疲れ様です、陛下。」

言ってリュミエールは微笑んだ。

アンジェリークも微笑み返す。

「ちゃんと出来てたかしら?」

すこし不安げに言ったアンジェリークに頷く。

「とても優雅でしたよ。」

それを聞いて、アンジェリークが幸せそうに微笑んだ。

そして、二人は歩き出す。

そう、いつか想いを伝えようと、それぞれの胸に決意を抱きながら。

そして、二人が共に歩き出すのは、そう遠くない未来の話・・・。


Fin